行動指針③ 常に前向きでいる
私たちK’sでは「言語化により、人を変え、社会を変え、世界を変える」ために、組織として活動をしています。その私たちがなりたい姿は「人が自然と集まる存在」です。
それらを達成するため5つの行動指針があり、今回のテーマは3番目の「常に前向きでいる」。
- 人のつながりを大切する
- 仲間と共に成長する
- 常に前向きでいる
- 自分の行動に責任を持つ
- 明日のために毎日種をまく
人が自分自身で容易にコントロールできるものは、【考え方】だと私は思っています。「容易」という言葉を簡単に使って良いのかわかりませんが、他人とは関係なく、自分の心だけの向きを変えれば良いだけの話であるため、容易と言わせてもらいます。
例えば、大事なお客様へとの話し合いがうまくいかず、大きな契約を失注した場合、お先真っ暗と悲観的にとらえがちです。しかし、その問題によってどう影響されるのるかを、多角的に落ち着いて考えてみてください。するとマイナスのことばかりではなく、プラスの面もあることに気づきます。少しでも良い面があるとわかれば、決して悲観的にはならず、新たなチャンスがあると気づきます。
この場合のマイナス面は、受注が減る・信用がなくなる・会社での評価が落ちるなど。一方、そのあいた時間で新しいお客さんを探す時間やエネルギーができる、これはプラス面です。
マイナスを深堀するのはやめて、将来のことを考えれば良いのです。
勿論、そこにいたる原因を突き止め次につなぐことは大事です。
しかし他の新しい道が必ずあることを信じることが何よりも大切になります。
なぜなら、諸行無常、世の中は常に変わっていて、人の心も変わって同然だからです。
このように、何が起きても前向きでいるようにすることが、次の行動につながると思っています。
前向きな姿勢を基本中の基本にしたいものです。
By 嶋田 邦子(K’sインターナショナル株式会社 代表取締役社長 )