大阪・関西万博を支えた6か月 ― K’sが担った同時通訳・機材サポートの全記
2025年の大阪・関西万博は、世界中から官公庁、国際機関、企業が集まる歴史的イベントでした。
K’sは、開催前の準備段階から半年間の会期中まで、数多くのフォーラム・セミナー・記者会見・ビジネスイベントで、同時通訳・機材提供・バイリンガルスタッフ派遣を担ってきました。
会期中は、毎日のように海外からの問い合わせが入り、英語でのやりとりが続きました。問い合わせの80%以上が「同時通訳+機材」に関するもので、受信機100台規模の案件や、バイリンガルスタッフ10〜20名の大口依頼も多数。
万博のために一時的に大阪に滞在する通訳者・スタッフも多く、まさに「都市全体が国際イベントの現場」となる半年間でした。
万博特有の“超短納期と複雑な構造”
万博は長期間のイベントでありながら、依頼が直前に届くという特殊な環境でした。
「2週間後の大型イベント」などの急な依頼は日常茶飯事。実は主催側で決まっていても、海外企業や政府機関の内部フローの関係で、正式依頼が直前になってしまうケースが非常に多く見られました。
特に多かったのは、海外政府 → 現地企業(入札落札)→ K’s へ委託 という構造です。ポーランドの大型フォーラムなどは、現地企業が落札後に日本での言語・機材パートナーを探すため、急な手配が続きました。
海外案件では「未払い問題」も万博全体で話題になりましたが、K’sでは前払いを徹底し、大きなトラブルはありませんでした。
ただし、追加料金分の未回収など、海外特有の課題も改めて浮き彫りになりました。
K’sが支えた主な国・機関
以下は、万博関連イベントでサポートした主な国・組織です。(一例です。まだまだ書ききれていません!)
- インドネシア共和国保健省
- マレーシア政府
- ヨルダン政府
- バーレーン王国政府
- IHI / JICA
- UNDP(国連開発計画)
- UNV(国連ボランティア計画)
- ポーランド投資貿易庁
- ルクセンブルク貿易投資振興局
- オランダ王国大使館
- 西オーストラリア州政府
- 北欧諸国ミッション
- チェコ経済ミッション
- ドイツナショナルデー
- その他万博出展企業(省略)
- 障がい者支援団体による多言語フォーラム
ほとんどが同時通訳+機材+エンジニアというパッケージを提供しました。
わかったK’sの強み: 「人を動かす力」と「現場をまとめる力」
この6か月で、特に実感したことがあります。それは、
忙しい時こそ、私たちの“つなぐ力”が問われるということ。
通訳者は繁忙期になると、他の案件でスケジュールが埋まります。それでもK’sの依頼を優先してくれるのは、日頃から築いてきた信頼関係のおかげです。
仕事を取っも信頼関係がなければ多くの人が動いてくれません。
「この会社のためなら引き受けたい」――そう思ってもらえる関係づくりこそ、K’sの大きな強みだと改めて実感しました。
同時に、社内チームも一気に成長し、判断力・段取り力・連携が大きくレベルアップしました。
万博が残してくれたもの
怒涛の日々が終わり、今は少しホッとしつつ、あの活気や緊張感が懐かしくもあります。
半年ものあいだ、これほど大規模な国際イベントを支え続けた経験は、K’sにとって大きな財産です。
予期せぬトラブル、直前の変更、重なる依頼、多国籍チームとの連携。
そのすべてを乗り越え、「どうすれば実現できるか」を考え続けた半年でした。
私たちはこの経験を、
次のステップ・・より高度な言語サポートへつなげていきます。
言葉と現場の両面から、
これからも世界と日本を結ぶ“信頼の橋渡し”を担っていきます。


























