CONSULTATION CASES | FAQ 14
ベトナム工場との会議は
現地通訳とオンライン通訳どちらが良い?
海外工場とのコミュニケーションでよくあるご相談として、
現地通訳とオンライン通訳の選び方を解説します。
海外工場や海外拠点との会議・監査を担当する中で、「現地通訳を探すべきか、それとも日本からオンラインで通訳に参加してもらうべきか」という選択に悩む企業は少なくありません。ベトナム・中国・タイ・マレーシア・インドなど、海外に生産拠点やサプライヤーを持つ企業からは、このテーマに関するご相談が継続的に寄せられます。本ページでは、現地通訳とオンライン通訳それぞれの特性と、実際の運用例をご紹介します。
Q
ベトナムの現地スタッフとオンラインで話をしたいのですが、私はベトナム語が話せません。現地通訳を探した方が良いのでしょうか?それとも日本からオンラインで通訳に参加してもらうことはできますか?
A
どちらも対応可能です。現地に出向く通訳者をコーディネートする方法と、日本からオンラインで通訳者が会議に参加する方法、どちらにもメリットがあります。会議の目的・内容・頻度によって、適した方法は変わります。
現地通訳・オンライン通訳のどちらが優れているという話ではなく、会議の目的に応じて選ぶことが重要です。たとえば現場の設備を見ながらの確認作業であれば現地通訳が、定例的な進捗確認であればオンライン通訳が適しています。まずは会議の目的を整理することが、最適な選択への第一歩です。
―現地通訳とオンライン通訳、それぞれが向くケース
現地通訳が向いているケース
- 工場見学・設備確認
- 現場作業の説明・指導
- 対面での商談・交渉
- 監査官の現地同行が必要な場合
オンライン通訳が向いているケース
- 定例会議・週次/月次ミーティング
- 品質会議・進捗確認
- 突発的なトラブル対応
- 渡航コストを抑えたい場合
現地通訳のメリット
現場に同席することで、設備や製品の細部を指し示しながらのやり取りが可能になります。図面や現物を見ながらの説明、機械音が大きい環境での会話など、対面でなければ伝わりにくい場面に強みを発揮します。製造現場・品質保証の知識を持つ通訳者であれば、技術的なやり取りもスムーズに進みます。
オンライン通訳のメリット
渡航にかかる時間・コストが不要なため、頻度の高い会議や急なミーティングにも柔軟に対応できます。複数拠点を一度につなぐことも容易で、進捗確認や品質会議など、定期的なコミュニケーションに適しています。
―実際はハイブリッド運用も多い
現地通訳とオンライン通訳は、どちらか一方を選ぶだけでなく、フェーズに応じて組み合わせて活用されるケースも多くあります。
PHASE 1
初回監査・立上げ時
現地通訳
現地通訳
PHASE 2
運用が安定した段階
オンライン通訳
オンライン通訳
ハイブリッド運用の具体例
- 初回の工場監査は現地通訳を起用し、現場の状況を正確に把握
- その後の定例的なフォローアップ会議はオンライン通訳に切り替え
- 設備の立ち上げ時は現地同行、運用が安定した後はオンラインでの進捗確認に移行
- 年に数回の現地視察はオンサイト、日常的な連絡はオンラインで対応
―通訳者選定で重要なこと
言語力だけでは不十分なケースも
海外工場とのコミュニケーションでは、言語力に加えて製造業・品質保証分野の専門知識を持つ通訳者かどうかが、会議の質を大きく左右します。工場設備への理解や監査経験がある通訳者であれば、専門用語の取り違えや意図のズレを防ぎやすくなります。Ksインターナショナルでは、製造業・品質保証・工場監査に対応経験のある通訳者をコーディネートし、現地通訳・オンライン通訳のいずれにも対応しています。
まとめ
- 現地通訳とオンライン通訳には、それぞれ異なるメリットがある
- 会議の目的や内容によって、最適な方法は変わる
- 初回は現地通訳、その後はオンライン通訳というハイブリッド運用も多く採用されている
- まずは会議の目的を整理し、通訳会社に相談することをお勧めする
海外工場・海外拠点との会議・監査における
通訳コーディネートについて、お気軽にご相談ください。
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Ks
Ksインターナショナル 編集部
大阪・東京を拠点に、国内外の会議・商談・カンファレンスの通訳コーディネートを行っています。企業担当者の方が「はじめての通訳依頼」でつまずかないよう、実務に役立つ情報を発信しています。

