CONSULTATION CASES | FAQ 12
オンライン工場監査や設備確認でも
通訳は利用できますか?
海外クライアントとのオンライン工場監査・設備確認において、
通訳をどのように活用できるかを解説します。
海外渡航が難しい場合や、出張コストを抑えたい場合、工場監査や設備確認をオンラインで実施する企業が増えています。「映像越しのやり取りでも通訳は機能するのか」「専門的な設備の説明を正確に伝えられるのか」——製造業や品質保証の担当者からは、こうしたご相談を多くいただきます。本ページでは、オンライン監査における通訳の活用方法をご紹介します。
Q
海外クライアントとオンラインで工場の設備確認を行う予定です。通訳を入れることはできますか?
A
対応可能です。Zoomなどのオンライン会議システムを通じて、現場の映像と音声をリアルタイムで共有しながら、通訳者が双方のやり取りを訳出します。逐次通訳形式で行うケースが一般的です。
オンライン工場監査では、現場担当者がスマートフォンやタブレットで設備を映しながら説明し、海外クライアントが画面越しに確認・質問を行う流れが一般的です。通訳者はその場の説明と質疑応答を逐次通訳で対応します。対面の監査と異なり、映像の見え方や音声の聞き取りやすさが、通訳の精度に直結する点に注意が必要です。
―オンライン監査で対応できる主なシーン
オンライン工場監査
品質管理体制・生産工程・安全管理についての質疑応答を、現場担当者と海外クライアントの間で通訳。チェックリストに沿った確認作業にも対応。
オンライン工場見学
新規取引先や投資家向けに、工場の概要・生産ラインを映像で案内する場面での通訳。プレゼン形式と質疑応答形式の両方に対応可能。
設備確認・試運転確認
納入設備の動作確認、仕様の最終チェックなど、技術的なやり取りが中心となる場面での通訳。図面や仕様書を見ながらの説明にも対応。
トラブル対応の遠隔確認
設備の不具合や異常について、現地スタッフと海外の技術担当者がやり取りする際の通訳。早急な対応が求められる場面にも対応。
―映像共有時に注意したいこと
通訳の精度を左右する映像・音声環境
工場内は機械音や反響音が大きく、通訳者が発言を正確に聞き取れない場合があります。可能であればマイク付きのヘッドセットを使用し、機械の近くでは一時的に音量を下げるなどの配慮があると、通訳の精度が安定します。また、カメラを固定し、説明対象がしっかり画面に映るようにすることも重要です。
映像共有のチェックポイント
- 通信環境の事前確認(Wi-Fi状況・回線速度)
- カメラ・マイクの位置と画角の調整
- 説明箇所をズームで明確に映す運用
- 設備名・型番などをあらかじめ画面共有資料に記載
専門用語への対応
工場監査・設備確認では、業界特有の技術用語や略語が多く使われます。図面・仕様書・チェックリストなどの資料を事前に共有いただくことで、通訳者が用語を正確に把握し、当日の訳出精度を高めることができます。特殊な機械名・工程名がある場合は、事前の用語リスト作成もご相談いただけます。
まとめ
- オンライン工場監査・設備確認でも、逐次通訳を中心に対応できる
- 工場見学・試運転確認・トラブル対応など、幅広いシーンに通訳を活用できる
- 音声環境・カメラの画角など、映像共有時の工夫が通訳精度に直結する
- 図面・仕様書・用語リストの事前共有が、専門用語対応の鍵になる
オンライン工場監査・設備確認・遠隔トラブル対応への
通訳コーディネートについて、お気軽にご相談ください。
#工場監査
#設備確認
#オンライン通訳
#品質保証
#製造業
#逐次通訳
#工場見学
Ks
Ksインターナショナル 編集部
大阪・東京を拠点に、国内外の会議・商談・カンファレンスの通訳コーディネートを行っています。企業担当者の方が「はじめての通訳依頼」でつまずかないよう、実務に役立つ情報を発信しています。

