CONSULTATION CASES | FAQ 11
英語・中国語・スペイン語の
3言語会議は対応できますか?
多言語オンラインイベントを企画する担当者向けに、
3言語以上の同時通訳をどう組み立てるのかを解説します。
国際イベントやグローバルカンファレンスでは、日本語・英語の2言語だけでなく、中国語・スペイン語など3言語以上の対応が必要になる場面が増えています。「3言語の同時通訳は本当に可能なのか」「配信形式でも問題なく対応できるのか」——多言語×同時通訳×オンライン配信という組み合わせは、設計次第で十分に実現可能です。本ページでは、実際にいただいたご相談を通じて、その仕組みをご紹介します。
Q
オンラインイベントを開催予定です。英語・中国語・スペイン語の3言語で同時通訳を入れたいのですが、対応できますか?
A
対応可能です。言語ごとに専属の通訳者・通訳チームを配置し、配信プラットフォーム上でそれぞれの言語チャンネルを用意します。視聴者は希望する言語を選んで聴取できる仕組みを構築します。
3言語以上の同時通訳では、日本語を基軸言語としたうえで、英語・中国語・スペイン語それぞれに専属の通訳者を配置するのが一般的な体制です。各言語ペアに対して通訳者を割り当てるため、3言語対応であれば最低3チームの通訳者が必要になります。オンライン配信の場合は、各言語の音声チャンネルを技術的に分離する設計も重要なポイントです。
―多言語会議の進め方
登壇者(日本語で発言)
英語チャンネル
中国語チャンネル
スペイン語チャンネル
同時通訳ブースの考え方
対面イベントでは、言語ごとに防音性のある通訳ブースを設置し、各ブース内の通訳者がリアルタイムで訳出します。オンラインの場合はブースの代わりに、通訳者が個別の音声チャンネルへ配信する仕組みを構築します。配信プラットフォームによって対応方法が異なるため、事前の技術確認が欠かせません。
―オンライン配信時の設計
Zoomウェビナーの場合
言語通訳機能を使い、各言語チャンネルを事前設定。視聴者は画面上の言語アイコンから選択するだけで聴取できる。
独自配信プラットフォームの場合
通訳者の音声を別トラックとして配信し、視聴者側で言語切替を行う設計が必要。配信会社との連携が重要になる。
通訳者人数について
同時通訳は集中力を要する業務のため、1言語につき2名体制(交代制)が基本です。3言語対応の場合、最低6名の通訳者が必要になることが一般的です。イベントの規模や時間に応じて、必要人数を事前にご提案します。
多言語イベントに向けた事前準備
- 登壇資料・進行台本・専門用語リストの早期共有(開催の2週間前を目安)
- 配信プラットフォームの通訳機能対応状況の確認
- 各言語チャンネルの音声テスト・接続テスト
- 進行台本に基づく通訳者間の事前打ち合わせ
まとめ
- 3言語以上の同時通訳は、言語ごとに専属の通訳者・チャンネルを設けることで対応可能
- オンライン配信では、通訳ブースの代わりに音声チャンネルの技術設計が重要になる
- 同時通訳は1言語2名体制が基本のため、多言語対応では相応の通訳者人数が必要
- 登壇資料・台本の早期共有と、配信環境の事前テストが成功の鍵を握る
多言語オンラインイベント・国際カンファレンスへの
同時通訳コーディネートについて、お気軽にご相談ください。
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Ks
Ksインターナショナル 編集部
大阪・東京を拠点に、国内外の会議・商談・カンファレンスの通訳コーディネートを行っています。企業担当者の方が「はじめての通訳依頼」でつまずかないよう、実務に役立つ情報を発信しています。

