CONSULTATION CASES | FAQ 06
外国人2名だけの通訳は可能?
機密会議や多言語会議のご相談事例
少人数への部分通訳・機密性の高い会議・複数言語への同時対応など、
特殊なケースにどう対応するかをご紹介します。
通訳の依頼には、いわゆる「標準的な会議通訳」にとどまらない、さまざまなご相談が寄せられます。「外国人が数名しかいない場でも通訳は頼めるのか」「機密上、資料を事前に渡せないが対応できるか」「英語と中国語を同時に対応してほしい」——本ページでは、こうした特殊なケースへの対応をご紹介します。
01相談事例
Q
30名規模の講習会を開催しますが、外国人参加者が2名だけです。この2名のためだけに通訳を付けることはできますか?
A
可能です。参加者全員ではなく、特定の方だけに通訳を提供する「部分通訳」のかたちで対応できます。ウィスパリング(耳元通訳)や、小型レシーバーを使った方式が一般的です。
ウィスパリングは通訳者が対象者のそばに座り、小声で同時通訳を行う方式です。機材不要で対象者が少人数の場合に適しています。レシーバー方式は小型の送受信機を使い、対象者だけが音声を受け取ります。会場の広さや対象人数に応じて最適な方式をご提案します。
部分通訳の主な方式
- ウィスパリング:通訳者が対象者の隣に座り、小声で同時通訳。機材不要、対象者1〜2名に適している
- ポータブルレシーバー方式:小型送信機とイヤホンを使用。対象者が数名いる場合や、ある程度の距離がある場合に有効
02相談事例
Q
機密性の高い会議のため、資料や議題を事前にお渡しすることができません。それでも高いレベルの通訳者をコーディネートしてもらえますか?
A
対応可能です。守秘義務契約(NDA)を締結したうえで通訳者をコーディネートします。資料の共有が難しい場合でも、業界・テーマ・会議の概要などをお聞きし、対応経験のある通訳者をご提案します。
機密案件では、NDAの締結が標準的な対応です。資料を一切開示できない場合でも、業種・想定される専門用語の範囲・参加者の属性などをヒアリングすることで、適切な通訳者のご提案が可能です。なお、事前情報が少ないほど通訳者の負担は大きくなるため、開示できる範囲での情報共有をお勧めしています。
NDA・機密保持について
通訳者との間で守秘義務契約を締結することができます。M&A交渉・役員会・法務案件など、高度な機密性が求められる場面でも、安心してご依頼いただけます。
03相談事例
Q
中国とアメリカから来客があります。日本語・英語・中国語の3言語に対応する通訳はコーディネートできますか?
A
可能です。言語ごとに通訳者をコーディネートするかたちで対応します。3言語が同時に飛び交う場合は、日英・日中それぞれの通訳者を配置し、進行に合わせて役割を分担します。
多言語会議では、どの言語を「基軸言語」とするかが進行の鍵になります。たとえば日本語を基軸に、英語通訳者と中国語通訳者がそれぞれ対応するケースが一般的です。会議の流れ・発言の頻度・参加者の構成に応じて、最適な通訳体制をご提案します。
多言語対応の考え方
複数言語が必要な会議では、すべての言語ペアを同時にカバーする通訳者は稀です。言語ごとに専門の通訳者を配置し、進行設計と役割分担を事前に整理することが、スムーズな運営につながります。まずは会議の構造をお聞かせください。
まとめ
- 外国人参加者が少数でも、ウィスパリングやレシーバー方式で部分通訳に対応できる
- 機密会議ではNDA締結を前提に、開示可能な情報をもとに適切な通訳者をご提案する
- 多言語対応は言語ごとに通訳者を配置し、基軸言語と役割分担を事前に設計することが重要
- 「標準的なケースではないかもしれない」と感じる場合も、まずご相談ください
特殊なご要件や、イレギュラーなケースへの対応についても、
まずはお気軽にお問い合わせください。
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Ks
Ksインターナショナル 編集部
大阪・東京を拠点に、国内外の会議・商談・カンファレンスの通訳コーディネートを行っています。企業担当者の方が「はじめての通訳依頼」でつまずかないよう、実務に役立つ情報を発信しています。

