料金のご相談から、事前の準備、ちょっとした立ち話まで。通訳者やお客様との「つながり」を、私たちがどんなふうに育てているのかをお話しします。
一方的にしない、ということ
「やりやすい」と感じていただける理由の一つは、できるだけ一方的なやり取りをしないことだと思っています。たとえば通訳料金。基本は通訳者ご本人の希望レートを尊重しますが、案件によってはお客様のご予算の都合もあります。
そんな時は「今回は資料も少なく内容もこの範囲なので、この条件でお願いできませんか」とご相談します。逆に余裕のある案件では少し上乗せしたり、次回は通常の条件でお願いしたり。
通訳者が譲ってくださる時もあれば、私たちが利益を抑えてでもお受けする時もあります。そうしたやり取りを重ねながら、お互いが納得して動ける関係を育てていきます。
ただ「伝える」だけではなく
私たちコーディネーターは、お客様のお言葉をそのまま通訳者へ、通訳者のお言葉をそのままお客様へと、右から左に渡すだけの存在ではありません。時には通訳者の立場に立ち、時にはお客様の立場に立って、同じ内容でも受け取りやすい形に言葉を変えてお伝えし、必要に応じて進め方をご提案することもあります。単なるメッセンジャーではないからこそ、「ここに任せておけば大丈夫」と安心していただける。そう感じていただけるよう、いつも心がけています。
準備できる状態で、現場へ
もう一つ大切にしているのが、事前の準備です。通訳は、その場の言葉をただ別の言語へ置き換える仕事ではありません。会社名や製品名、専門用語、会議の目的や参加者、これまでの経緯——事前に知っているかどうかで、精度は大きく変わります。
ですからお客様には、できるだけ資料をお預けいただくよう(少ししつこいと笑われることもありますが)お願いしています。私たちコーディネーターの役割は、日時をお伝えして現場に入っていただくことではなく、通訳者ができるだけ良い状態で臨めるよう整えることだと考えています。
結局は、人と人の仕事
「最近どうですか」「お忙しいですか」——仕事の話だけでなく、そんな何気ない会話も大切にしています。通訳会社と通訳者という関係ではありますが、突き詰めれば、これは人と人との仕事です。もちろん、何でも希望通りにするわけではありません。私たちにも通訳者にも、それぞれの事情があります。
それでも、お互いを一人のプロフェッショナルとして尊重し、気軽に相談できる関係を築いていく。そんな小さな積み重ねがあるからこそ、「あの人にも声をかけてみては」と通訳者が仲間を、「まずはあの会社に」とお客様が知人を——と、紹介の輪が自然に広がっていくのだと思います。
もちろん、関係が良いだけで十分なわけではありません。いちばん大切なのは通訳のクオリティです。案件の内容を見て「この仕事なら、どなたがいちばん合うか」を考える。専門分野、経験、通訳スタイル、お客様との相性。登録者が多ければよいのではなく、その中から最適な方を選ぶ「目利き」こそ、通訳会社の大切な役割だと考えています。
- 料金も条件も一方的にせず、双方が「納得して動ける」関係を大切にしている
- 事前資料と丁寧なヒアリングで、通訳者が良い状態で現場に臨めるよう準備する
- 人と人とのつながりが、通訳者・お客様それぞれからのご紹介につながっている
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体制の設計から当日の運営まで、ワンストップでサポートします。
初めての通訳依頼でも、状況をお伺いした上で最適な進め方をご提案します。

