私たちは、「ボーダレスに人をつなげ、豊かな社会を作る」ために、組織として活動をしています。その私たちがなりたい姿は、「人が自然と集まる存在」です。
それらを達成するため、5つの行動指針を作っています。
- 人のつながりを大切する
- 仲間と共に成長する
- 常に前向きでいる
- 自分の行動に責任を持つ
- 明日のために毎日種をまく
それぞれの行動指針において、具体的にどのような思いでその行動をしているかを、これからシリーズで各社員がブログで書いていきます。
今回のテーマは、1番目の「人のつながりを大切にする」
- 私(嶋田)からこの行動指針についてお話しします。
少し大げさですが、私の人生の中で一番大切にしていることが、人とのつながり。これなくしては、今の私がないと思うくらいです。
いろんな育て方がありますが、私の場合、両親から「人との付き合いにお金をけちるな」と育てられました。このおかげで、今でもそうですが、私の人生で人との出会いが楽しくて仕方がありません。何もかも、全て人との繋がりから始まります。
私の場合、20代の会社員時代のころから将来自分の会社を作りたいなと、何となく思っていたわけですが、そんな起業して会社を継続して経営できているのは、ひとえに皆さんに助けられたからです。
まずはお客さんになってくださった方たち。私たちの業種(通訳・翻訳・人材)は法人相手ですが、法人との付き合いは担当者一人一人との繋がりからしか始まりません。私が最後に社内翻訳者として勤務していたメーカーが、もし起業するなら翻訳・通訳の契約をしてあげると言ってくださったことから起業ができてしまいました。本当にラッキーでした。これがなければ、今の私も、今の会社もありません。
真剣に仕事をしていると、お客さんが紹介して下さる方、困ったときにアドバイスを下さる方が出てきます。しかも全て損得抜きで、です。
このように特にターニングポイントで手を差し伸べて頂いた方には、本当に感謝の心しかありません。何かあればその時のことを思い出し、ありがたいと思うようにしています。私自身も、もっと何かをしてあげる側になりたい、と思って日々精進しています。
人生はいうほど長くなく、人と知り合う数も限られています。その中で、自分の人生に影響を与えてもらった人は本当に大きな存在です。
これからAIやデジタル、テクノロジー社会は進みます。しかし人の繋がりががあってのみ新たな創造が生まれ、豊かな社会につながるのです。
ある統計によると、世界の人口は70億人いても、何らかの接点を持つ人の数は「およそ3万人」と言われています。そう思えば、本当に一つ一つの出会いを大事にしないとと思います。
By 嶋田 邦子(K’sインターナショナル株式会社 代表取締役社長 )